雅楽の演奏会が行われました。

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◆平成26年2月7日(木)午前11時30分、「宮の森明和地区会館」の2階「大倉山」において、「三管による雅楽演奏会」が行われました。
今回の演奏会は、地域の方々が音楽文化に触れ、交流を深めることを目的として、宮の森大倉山連合町内会が主催したものです。
札幌雅楽同好会の有志3人が、三管である「笙」(しょう)、「篳篥」(ひちりき)、「龍笛」(りゅうてき)を演奏。
この日は、地域の方々35人が来場し、会場に流れる雅なる調べを楽しみました。

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◆演奏会は、「音取」(ねとり)と呼ばれる音合わせと会場の雰囲気づくりから始まりました。
続いて切れ目なく、「君が代」を演奏。
引き続き、調べが途切れることなく、3曲目の「越天楽」(えてんらく)が演奏されました。
音楽がなんとなく始まって、なんとなく終わる、合っていないようでいて、実は合っている合奏。
雅楽の演奏を生で聞いて、そのような印象を受けました。

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◆3曲の演奏が終わった後、雅楽について解説がなされました。
日本にはもともと神楽歌とこれに伴う簡素な舞などがありました。
5世紀頃、古代アジア大陸諸国の音楽と舞が、仏教文化の渡来と前後して、中国や朝鮮半島から日本に伝わってきました。
雅楽は、日本古来の音楽・舞が渡来した音楽・舞と融合してできた芸術であり、10世紀頃にほぼ完成したそうです。

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◆今回演奏に用いた楽器についても、分かりやすく解説がなされました。
●「笙」(しょう)中が空洞である木製の円筒に、細い竹管が計17本差し込んであり、根本に金属製のリードがついています。絶え間なく旋律を奏でる楽器であり、天から差し込む光のような音色を奏でます。奈良時代に中国から伝来したそうです。
●「篳篥」(ひちりき)竹製の楽器で、上端に葦製のリードを差し込んであります。驚くような大きな音が出るので、大地にこだまする人の声にたとえられます。奏者の加減により音色に変化をつけることができ、旋律の中心的な存在です。奈良時代に中国から伝来したそうです。
●「龍笛」(りゅうてき)竹製の横笛です。吹き方により、低く柔らかな音から鋭く高い音まで、様々な音色を奏でます。奈良時代頃に、中国・朝鮮半島から伝来したそうです。
その他にも、今回は演奏で使用しなかったが「高麗笛」「神楽笛」も紹介されました。

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◆解説が終わった後、「五常楽急」(ごしょうらくのきゅう)が演奏されました。
生の演奏は迫力があり、古い伝統を感じさせる悠久の調べを楽しみました。
この曲を最後に演奏会が終了。

◆なんとなく始まって、なんとなく終わる、合っていないようでいて、実は合っている合奏。
よく耳を傾けてみると、個性のある楽器が奏でる音色が重なり合って、優雅な調べを作り上げていることが分かります。
来場した方々は、「素晴らしい演奏でした」「じっくりと聞くことができました。聞きごたえがありましたね」とお話ししています。
飾られた生け花、ひな人形とも相まって、会場は優雅な雰囲気に包まれました。
地域の方々は、交流を深めながら、不思議にゆったりとした優雅な空間に身を委ね、楽器の響きに耳を傾ける時間を過ごしました。
2014-02-28 : 文化・歴史 :
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