第5回宮の森大倉山「避難所宿泊体験会」が行われました。

◆平成25年9月7日(土)と8日(日)、第5回宮の森大倉山「避難所宿泊体験会」が、三角山小学校で行われました。
今回の体験会には地域の方々など約80名が参加。
地域の方々は、災害時の避難所となる三角山小学校の体育館に集まり、災害が発生したときに各家庭と地域での備えについて考え、実際に体育館に宿泊しました。

◆1日目(9月7日)
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・午後2時頃
 地域の方々が予定より30分ほど早く集まり始めました。
予定を早め、皆で避難所の設営を開始。
椅子や机を運んで並べたり、掲示物を貼ったりして準備を整えました。

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・2時55分
 連合町内会の松田副会長・防犯防火部長による司会進行の下、連合町内会の吉田会長、三角山小学校の秋山校長先生、大倉山小学校の西村教頭先生、中央消防署宮の森出張所の池浦所長、宮の森まちづくりセンターの吉田所長、三角山小学校PTAの相内副会長から、それぞれご挨拶がありました。
・3時
 続いて松田副会長から、参加者に配布した「しおり」に基づき、流れについて説明がなされました。

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・3時5分
 中央消防署宮の森出張所の消防士による、救急救命の講座を実施。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使用方法について、説明を受けました。
ひととおり説明を聴いた後、参加者はそれぞれ消防士の説明を受けながら、ダミーの人形を使って心臓マッサージなどを実施。
およそ1時間に及ぶ講座が終わった後、参加者に受講証が配られました。
参加者は、「実際に人形を使って訓練してみて、処置の方法が分かりました」
「受講証をいただいたのも励みになります」と話しています。

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・4時
 まちセンの吉田所長の進行により、「DIG(ディグ)」(災害図上訓練)を行いました。
この訓練は、地図を見ながら、地域の課題を読み取り、被害をイメージして災害への対応を皆で考える訓練です。
参加者は、町内会ごとに四つのグループに分かれて着席しました。
最初に吉田所長は、札幌市が今年3月に策定した「避難所基本計画」に基づき、宮の森大倉山地区の避難所について説明。
続いて、地震が発生したことを想定し、「地震が発生して揺れている最中に何をするか」「避難に際して持っていくものは何か」など、四つの場面における対応方法についてグループ内で話し合いをしました。最後に、地図を見ながら、自宅から避難所までの経路を考えました。
参加者は地図を見ながら、道路、河川、避難所を色分けし、高齢者や障がい者など災害時要援護者がどの場所に住んでいるかシールを貼って確認しました。
グループで話し合った後は、各グループから発表してもらい、情報の共有、更なる理解の推進も図っています。
参加者は、「自分の住んでいる地域は、高齢者が多いことが分かりました。道路が土砂災害により遮断された場合は、避難することが難しいということも改めて認識しました」
「今回学んだことは、自分がリーダーシップを発揮して、友だちや周りの人たちに伝えていきたい(子どもの発言)」と話していました。

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・4時
 連町女性部の方々が9人集まり、給食給水訓練を開始。
昨年に引き続き、連町女性部の方々にご協力いただき、日赤の大きな釜を使って豚汁を炊き出し、アルファ米の調理をしていただきました。
連町女性部の東部長は、「材料は前日までに買いそろえました。準備の時間が短いので、野菜は今朝切ってきました。本当に災害が起きたら、手際よく進めなくてはなりませんね」と話しています。

・5時40分、試食
 「DIG(ディグ)」(災害図上訓練)が終了。
頭を使った後は、お待ちかねの非常食の試食の時間です。
アルファ米も豚汁も大変おいしくいただきました。
特に豚汁は好評で、おかわりする方々が続出したほどです。

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・6時
 実際に避難所で使う、段ボール製の間仕切りを広げて、広さや寝心地を確認してみました。
 ブルーシートを敷いて、寝袋を置き、宿泊訓練の準備です。

・7時
 地域子どもネットワーク「みんなの森」による子ども向けのアトラクションを実施。
今回は初めて外に出て、四条緑地のナイトウォークをしました。
こどもたちは「楽しかった」「思ったより怖くなかった」と話していました。

・9時
 この日、宿泊を体験したのは、子ども8人を含め23名です。
体育館の明かりを消すと、非常灯だけが点灯。暗い中で一晩を過ごすことになります。
 吉田所長も昨年に続いて体育館に宿泊しました。
持参した寝袋を使いました。
マットの代わりに段ボールを敷いて寝ました。
どういうわけかなかなか寝付けませんでした。
環境が変わると肉体的にも精神的にも厳しくなるということでしょうか。
明け方は、寒さを感じました。
冬であれば寒さは一層厳しくなり、体にはこたえることでしょう。

◆2日目(9月8日)
・午前6時 
 起床の時刻です。
それぞれ、顔を洗ったり、寝袋を片づけたりします。

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・6時30分 
 NHKのラジオ放送に合わせて、皆で元気にラジオ体操を行いました。
 体を動かして眠気が取れました。

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・6時40分 
 非常食の試食体験。
机と椅子を並べて、水道局のペットボトル「さっぽろの水」を飲みながら、缶入りのパンを食べました。

・7時 
 反省会を行いました。
せっかくの機会なので、一人ずつ発言してもらいました。
主な内容は、次のとおりです。
①今年で5回目ですが、参加者の顔ぶれが毎年あまり変わりません。もっと参加者を増やすことが必要です。
②今回は子どもたちの参加が15名と多かったと思います。今回の体験をこれから成長していく際の糧にしてほしい。
③毎年参加していますが、いざ災害が起きたときは、自分たちが中心になって活動をしなくてはならないという思いを強くしました。
④参加者を増やすため、その年その年でテーマを決め、重点的に行うことを選定してはどうでしょうか。
⑤災害は夜中に発生し、停電になることも想定されるので、ナイトウォークで暗闇の中を子どもたちに歩いていもらったのは、良い体験になったものと思われます。
⑤「DIG(ディグ)」(災害図上訓練)は、時間が押し迫って地図上での分析が十分行えなかった面もありますが、災害に対する意識を高め、自分たちが暮らすまちが抱える問題や課題を理解するためのきっかけになりました。
⑥給食・給水訓練で、連町女性部の方々にご協力いただき、豚汁の炊き出し、アルファ米の調理を行いました。アルファ米の量がいささか多かったものと思われます。次回炊き出しをするときは、アルファ化米にこだわらず、大きな鍋でお米を炊くことに挑戦してもよいでしょう。
・7時30分
 全員で撤収作業を行い、避難所を閉鎖。
・8時
 全日程を終えて、解散しました。皆様、お疲れ様でした。

◆来年は大倉山小学校で避難所宿泊体験会を行います。
反省会でのご意見を踏まえながら、更に企画を練って来年度の宿泊体験会につなげていきたいと思います。
2013-09-09 : 安全・安心 :
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