第22回宮の森大倉山「防災フェスティバル」が行われました。

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◆平成25年8月25日(日)、三角山小学校において、第22回宮の森大倉山「防災フェスティバル」が行われました。この行事は、宮の森大倉山連合町内会が、毎年、地域内の小学校を持ち回りで会場とし、地域住民参加による避難訓練、消火訓練、人命救助訓練や防災意識の啓発、自主防災組織の設立普及を図ることを目的として行っています。
実施に当たっては、札幌市中央消防署、中央消防団宮の森分団も協力しています。

◆フェスティバルは2部構成です。
第1部は防災訓練、第2部は防災アトラクションを実施。
この日は天気が心配されましたが、良い天気に恵まれました。
参加人数は第1部が約220人、第2部が約610人でした。

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◆第1部の防災訓練は、「発災対応型防災訓練」です。
今回の訓練想定は次のとおりです。
・札幌市中心部で大型の地震が発生したことにより、①住宅から火災が発生、②土砂崩れによる住宅の倒壊、③負傷者の発生、④河川が土砂によりせき止められ住宅の浸水危険があるものことを想定して訓練しました。
午前8時30分頃、小学生から高齢者まで近所の方々が、小学校のグラウンドに続々と集まり始めます。
9時、消防車のサイレンが鳴り、近隣の方々が更にグラウンドに避難してきました。
町内会の防火担当の役員が、連合町内会の田中防犯防火副部長に被害状況を報告。
これを受けて田中副部長が吉田会長に被害状況を報告し、災害対策本部の設置を要請しました。
この要請により、吉田会長は本部設置を宣言しました。

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◆初めは、消火訓練です。
参加者は、校舎前の歩道に移動。
消火栓の開け方を消防士から指導してもらい、取水して水を汲みました。
2列に並んでバケツリレーを開始。
最初のうちは戸惑って、バケツが円滑にリレーされませんでした。
これに気が付いた参加者の中から、「間隔が開きすぎているから、もう一人この間に立ってください」「火は段々小さくなってきた」「もう少しで終わりだから、頑張ってください」といった声が上がり、スムーズに進みました。
参加者は、大人も子どもも、的に向かって、バケツの水をかけたり、消火器を持って放水したりしました。

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◆次は、煙道通過訓練です。
煙が充満したテントの中を通り、火災現場での煙を体感する訓練です。
吉田所長もテントの中に入ってみたところ、白い煙に視界が遮られ、前の人の姿は見えず、出口も分からず、いささか怖い思いをしました。

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◆次は、人命救助訓練です。
これは、倒壊した家屋から人を助け出す訓練です。
参加者は、ダミーの人形を家屋から助け出し、担架に乗せました。
「ダミーの人形より、本当の人間は、きっともっと重たいだろうね」と言いながら、応急救護所へ搬送。

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◆今回は、水害により土砂崩れが発生し、河川が氾濫したことも想定し、水防訓練も実施。
スコップで砂をすくい、袋に入れて土のうを作り、これを積み重ねました。
消防士は、「土のう積み重ねるときは、足で踏み固めてください」とアドバイスしていました。
砂をすくっていると、中からダミーの人形があらわれてきました。
中央消防署宮の森出張所の池浦所長が「埋もれた人を早く助けてください。心肺が停止しているかどうかも確かめて」と参加者に促します。
これを聞いた参加者が、直ちに砂の中から救助して、呼び掛けを行い、心臓マッサージを開始。
担架を使って運ぼうとしましたが、担架はすでにありません。「何か代わりになる物を使って運んでください」と池浦所長。
参加者が早速近くにあった棒と毛布を使って即席の担架を作り、これに人形を載せて応急救護所へ運びました。
救護所では、池浦所長が「是非この機会に、人工呼吸の方法、AEDの使い方を学んでください。実際に経験してみて初めて本番でできるようになるんです。やってみないと分かりません」と訴えて、呼び掛けていました。
参加者は真剣な表情で、人工呼吸やAEDの使用による心肺蘇生方法について、消防団の方から説明を受けていました。
今回使った砂は、地元の舗道工業株式会社からご提供いただきました。ありがとうございます。

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◆グラウンドではそのほかにも、天ぷら油の消火実験、はしご車の搭乗体験、消防服を試着するコーナーがあり、たくさんの方々が列をなして体験していました。
10時頃、第1部が終了。
参加者は、第2部の会場である体育館へ移動しました。

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◆10時15分、第2部の防災アトラクションが体育館で始まりました。
吉田会長が出演者を始め関係者にお礼を述べ、「大雨により土砂災害が発生することも想定されます。災害が発生したときに、どんなことをする必要があるのか、慣れておく機会が求められます。これからも皆で協力して災害に備えることが大切です」と挨拶しました。
来賓として、中央消防署の田岡署長が挨拶し、「消火訓練の際、最初のうちはうまく進むか心配していましたが、参加者が声を出して円滑にバケツリレーを行ったので良かった」と講評をしていただきました。
また、会場である三角山小学校の秋山校長先生も挨拶に立ち「子どもたちも含めて、地域全体で災害に対処することが大切です」と述べられました。
第2部の司会進行は連合町内会の須藤女性副部長が務めました。

◆アトラクションは、次のとおり行われています。
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①「宮の森小学校スクールバンド」による演奏
バンドの人数は26人で、おそろいの制服を着て、息の合った演奏を聞かせてくれました。「上を向いて歩こう」「風が吹いている」は、一音一音を大切にして演奏。
真面目な姿勢に心ひかれます。
最後に演奏した行進曲では、力強い演奏を聞かせてくれました。
これからの成長が大いに期待される子どもたちによる演奏でした。

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②「大倉山小学校」の高学年児童による「南中ソーラン」の演舞
ステージでは、今年の運動会で発表した演舞を見せてくれました。
切れの良い動き、男子も女子も元気はつらつ。
軽快なソーラン節に合わせた躍動感にあふれる演舞が、来場者を魅了しました。
練習の成果を存分に発揮した、素晴らしい発表になりました。

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③「円山少年消防クラブ」(BFC)による活動発表
子どものリーダーによる指揮の下、クラブ員8名が、規律訓練、ロープ結索訓練の成果を披露してくれました。
ロープの結索は、消防の基本であり、人命の救助に関わる大切な技術です。
クラブ員はリーダーの指示に受け、ロープを確実に結んでいます。
結索ができた時、クラブ員はそれぞれ「よし」と力強く声を出して合図します。
全員が一生懸命に披露し、日頃の訓練で積み重ねた正確な技術を発表してくれました。

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④「三角山小学校」の高学年児童による合唱
4年生、5年生、6年生がそれぞれ合唱を披露してくれました。
4年生はピアノの伴奏に合わせた楽しい歌声が、体育館に響いて印象的でした。
5年生は「カントリー・ロード」。これはジョン・デンバーのヒット曲です。日本語訳により、明るい声で歌ってくれました。
6年生は「ユー・アンド・アイ」です。
6年生はさすがに最上級生だけあって、情感を込めて歌い、さわやかな歌声が響きました。
児童はいずれも表情も明るく、聞きごたえのある合唱を披露してくれました。

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⑤「宮の森中学校吹奏楽部」による演奏
最後に登場したのは、宮の森中学校吹奏楽部です。
今年も、札幌市の吹奏楽のコンクールで金賞を受賞し、全道大会への進出を決めました。
実力があるクラブだけあって、フィナーレを飾るにふさわしい充実した演奏を聞かせました。
サン=サーンスの曲とドビュッシーの曲を演奏してくれました。
特にドビュッシーの曲は、コンクールで発表した曲だけあって、練習の成果が存分に発揮されていたものと思われます。音の広がりと高低が上手に出されていて、曲の持つ幽玄な感じがよく表現されていました。
確かな表現力は、中学生のレベルを超えているものと思われます。
これに弦楽器が加われば、立派なオーケストラができるでしょう。
アンコールでは、中学生らしく「全力少年」を元気に演奏してくれました。

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◆12時10分、連合町内会の牧野副会長が登壇。
防災フェスティバルは、防災訓練を行い、アトラクションで子どもたちの元気な姿を見て地域の交流を図ることができる行事であることに触れ、「普段の訓練することこそが、いざというときに役立ちます。フェスティバルの実施にご協力いただいた方々にお礼を申し上げます」と挨拶して、全日程を無事に終了しました。

◆9月7日(土)、8日(日)には、三角山小学校の体育館で、避難所宿泊体験会が行われます。
皆様のご参加をお待ちしています。
2013-08-26 : 安全・安心 :
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